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【スミソニアン・ファミリー】

実況・夜の部の華、スミカメ・ファミリー。一応、パパンエリア、ママンエリア、王子エリア（AsiaTrail）とエリアは分かれているものの、日中は頻繁にエリアを交代するため、当てにし過ぎるのは禁物だ。幸い見分けポイントは幾つかあるので、一旦覚えてしまえば、どこに誰がいても容易に見分けが付く。

■早分かり！スミカメ・ファミリー
◆スミカメパパン（Tian Tian ♂）	◆スミカメママン（Mei Xiang ♀）	◆王子（Tai Shan ♂） （2010.02.04 中国帰国）
とりあえず、ここを押さえておけばなんとかなる、スミカメ・ファミリーの見分けポイント早わかり一覧。まずは各パンダを見比べながら、特徴を覚えよう。

【アイパッチ】		【顔の輪郭】
	【パパン】 垂れ目		【パパン】 やや角ばっている
	【ママン】 寄り目		【ママン】 丸い
	【王子】 可愛い		【王子】 可愛い
【耳】		【背中のベルト】
	【パパン】 外向き		【パパン】 Ｘ字型
	【ママン】 大きい		【ママン】 Ｕ字型
	【王子】 可愛い		【王子】 可愛い
【お尻】		【しっぽ】
	【パパン】 がっしりして逞しい いつも汚れている		【パパン】 しっぽの付け根が四角い
	【ママン】 流線型		【ママン】 しっぽの付け根が三角 （逆Ｙ字型） しっぽは丸くて意外と大きい
	【王子】 可愛い		【王子】 可愛い

■比べてみよう
左＝パパン　右＝ママン	左＝パパン　右＝ママン
上＝パパン　下＝ママン	左＝パパン　右＝ママン
体格は、パパンの方が大きく、がっしりして逞しい。 プロレス中などでわからなくなった場合は、アイパッチや背中のベルト、お尻、しっぽの形が確認できるまで待ってみよう。

■スミカメパパン　（Tian Tian ♂）
	両目の間が広く、アイパッチが八の字型の垂れ目型で、低い位置に跳ねがある。 　太ももやお尻の筋肉ががっしりして逞しく、しっぽの付け根は四角い。お尻はいつも汚れている。 　背中のベルトはＸ字型で、下のラインが山型に盛り上がっている。
	＜パパンの癖＞ ◆パパン式マラカスころころ（左図） 　岩場の斜面にマラカスを持ってきて、頭で押し上げては転がして中のペレットを取り出す。 ◆タッチターン（下図） 　壁際で立ち上がり、ぐるんと身体をひねって方向転換する。

■スミカメママン　（Mei Xiang ♀）
	両目の間が狭く、寄り目型。アイパッチが大きく、左右に上向きの跳ねがある。また跳ねの位置が高い。 　よく「美女」と称されるとおり、顔の造りが非常に美しい。 　また、お尻は女性らしいしなやかな流線型で、しっぽの付け根が三角（逆Ｙ字型）。パパンのがっしりしたお尻と比べてみよう。
	背中のベルトはＵ字型で、下のラインがパパンに比べて真っ直ぐなのだが、実は完全に真っ直ぐなラインなのではなく、微かに山型になっているので注意。 ←左図は、背中のベルトだけ見るとパパンに見えるが、実はママン。角度によっては、このように下のラインがかなり山型に見えることがある。迷った時は、顔やお尻などで確実に判別できるまで待ってみよう。

■王子　（Tai Shan ♂）
	言わずと知れたパンダ界のスーパースター。父と母の両方の外見を受け継ぎ、成長するにつれて次第に父親に似てきた。 　アイパッチは母親似で大きく、高い位置に上向きの跳ねがある。鼻や口元は父親似で、そのため両目の間が母親より広い。 　背中のベルトも次第に父親に似てきて、緩やかなＸ字型。まだ下のラインの盛り上がり方が少なく、角度によっては真っ直ぐに見えることもある。家族の中では、ベルトが一番細い。 　また、お尻は白く、お尻から背中にかけて、いつも筋状の汚れが付いている。